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サービス提供責任者から一言
私自身高齢の両親と同居し、昼は仕事、夜は親の介護の生活を続け、
心も体も疲れ果てた時、訪問介護ヘルパーさんが来てくださり、
重荷を降ろした安堵感を今も忘れることができません。
親の「家でずーっと暮らしていたい!」という願いを叶え続けられると思った時、
訪問介護の果たす役割の大きさに気が付きました。そして、社会に目を向けた時、
今まで社会の中で、家庭の中で、働き続け、今に至っている方々の
「住み慣れた家で暮らしていたい」という願いを受け止め、その人の、
今までの生活の歴史を尊重し、その人らしい生き方、
生活習慣を維持していけるように、手を添えさせていただきたいと思うようになりました。
この願いを「希望の木」とし、社会という大地に植え、
これから大きな「木」に育てていこうと思っています。
「住み慣れた家で暮らしていたい。」私の両親の言葉です。この言葉を受け止め、
仕事と介護の両立の生活が始まりました。
食事のこと、通院のこと、限られた時間のなかでの介護にかかる内容に、
際限がないと気が付いた時、心と体に疲労を感じました。
私の体力を維持することができるだろうか?これからどうしよう・・・
だんだん視野は内へ内へと向かい、心が暗くなっていきました。
誰に話したらいいんだろうか・・・誰が耳を傾けてくれるんだろうか・・・
そのような思いが頭の中でぐるぐると巡りました。
まるで出口のない道に迷い込んだかのようでした。
このような思いをいだいている人は、話してみませんか?
心の重りを分け合えるかもしれません。
お問い合わせメールに、ご一報いただければと思います。
訪問介護ステーションM サービス提供責任者 三好 美枝子
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